書類選考で落とされる理由は大きく3つあると思います。
1.そもそもその企業が求める経験・スキルがない
2.企業が求める経験・スキルがあるのに伝わっていない
3.書きっぷりを通じて伝わった人物像の印象が悪い
1 は今からではどうしようもないので仕方がありません。
もったいないのは2、3のパターンです。
2は本当は採用担当に響く経験・スキルがあるのに、自分が強みとして気づいていなかったり、大したことがないと思って書かなかったり、書いても言葉足らずであったりすることが考えられます。
3は例えば以下のようなことです
・やたら詳細に書きすぎて読みずらい → 読む人のことを考えていない
・誤字・脱字がある、日付の整合が合っていない → いい加減そう
・「~戦略策定」「~全般担当」などビッグワードが多い → 盛っていそう
・応募企業に関係がないスキルなどがやたら書かれている → 職務経歴書を使い回しをしている。適当そう。
つまり、「相手の関心事を想定してそれに合わせて適切な情報を盛り込む」という相手をおもんぱかる心や、それを文書として具現化する能力が不足していることが分ってしまうということです。
書類には人格・性格部分の問題や、概念化・文書化・コミュニケーションなどの能力が現れることを十分に認識して、丹精込めて作成することが重要です。
経験・能力が足りないならまだあきらめは付きますが、そうでないのに落とされるのはもったいなさすぎます。
職務経歴書は何度もブラッシュアップやメンテナンスをして完璧をめざし、より多くの面接の機会を獲得してください。