私が40代後半の時に実際に活用した転職ルート
40代前半で定年まで働けると思った会社に転職し、ワークライフバランスを保ちながらやりがいのある仕事を楽しんでいました。
ところが入社時から短期間で社長が2度交代し、良い関係を保てていた上司・役員も社外へ異動となってしまいました。いわゆる社内政治に巻き込まれ、6人いた部下は1名になり、業務範囲も大幅に縮小され、手も足も出ない状況になったのです。
自分としてはまだまだ仕事でやりたいこともあり、それなりの責任を持ち達成感の味わえる仕事がしたいと思って40代2度目の転職を決意しました。
40代後半で転職した時のルートは以下の通りです。
1.転職サイトに登録
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2.転職サイトで求人検索・応募
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3.その求人案件を扱っていた転職エージェントから連絡を受ける
(案件の説明、希望条件のヒアリング等)
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4.転職エージェントと面談
(職務経歴確認、希望条件、応募した案件の詳細説明、企業への正式応募意思確認等)
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5.転職エージェントを通じて、転職サイトで見つけた案件に正式応募。その他、希望条件にあった案件を数件紹介を受ける
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6.同時並行で数案件の活動を進める
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7.1社内定を獲得するも、当初の転職目的から外れるため相当悩みつつ辞退
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8.2社目の内定を獲得。総合的に判断し内定受託
大手転職エージェントの底力
今回も複数の転職エージェントを活用しながらの活動でしたが、前回の転職時には登録していなかった転職エージェントから2社の内定を獲得することができました。
転職エージェントを選ぶときは以下の観点でチェックしましょう。
・企業の情報収集力
(担当企業の内情や、募集背景、配属部門の様子などに詳しい。わからないときは熱心に情報収集してくれる)
・応募書類の添削
(履歴書・職務経歴書について、応募企業に合わせた具体的な改善のアドバイスをしてくれる)
・応募者の希望条件のヒアリング能力
(面談の中から、何にプライオリティーを置いているのかを引き出して気づかせてくれる)
・面接前のアドバイス
(面接官がどのような方で、どのようなことを重視するかを事前に調べ伝えてくれる)
・企業に対する交渉力
(内定後、オファー面談の前後で企業側に対してしっかりと条件交渉をしてくれる)
内定1社目は、面接回数が多く、面接で聞かれる内容も非常に難易度の高い企業でしたがコンサルタントによる面談前のアドバイスに従ってしっかりと準備を行い内定を獲得することができました。
年俸が60万円アップの好条件であり、実力次第でさらにアップする可能性もある制度でしたが、ワークライフバランスの点では以前の状況に逆戻りする可能があったため、相当迷いつつ辞退をさせていただきました。
最終的に内定を決めた会社は、年俸はイーブン、希望のポジションと業務範囲、ワークライフバランスが保てる環境ということで、総合的に非常に満足のいく転職ができました。
振り返ってみると、やはり40代の転職ではエージェントの有効活用が内定獲得の必須条件だと思います。また、エージェントは規模だけではなく、中高年層に強いエージェントを選ぶことが特に大切だと感じました。
りた郎が実際に使用した転職サイト・エージェントの紹介
<転職サイト>
■リクナビ
老舗中の老舗サイト。幅広い年齢層に対応しているのでまず始めに登録しておきたいサイトです。
■ミドルの転職
その名の通りミドル世代の求人に特化したサイトです。
転職|30代、40代のハイクラス転職サイト【ミドルの転職】エンジャパン
<転職エージェント>
■MS-JAPAN
管理部門の求人に強いサイト。あなたが管理部門に在籍しているならぜひ登録しておきたいエージェントです。