2年ぐらい使ったロンスタンのブーツがへたってしまい、ハイクアウトするとブーツが脱げそうになるぐらいヘニャヘニャになっていた。
で、ザイクのカタログを見ながらブーツ欲しーなー欲しーなーと呟いていたら、なんとママちゃんが誕生日プレゼントに買ってくれる!と言うことで、ザイクの国内総代理店のSAIL FASTさんに伺ってフィッティングを試してから買ってきた。
ザイクのブーツはいくつか種類があるがこれはZHIK GRIP2というタイプである。
甲にゴムのぶつぶつがついているのだが、この甲のぶつぶつと同じものがついたハイクアウトベルトが別売りであり、セットで使用するとぶつぶつとぶつぶつがガッチリ噛み合ってめちゃ強力なグリップを発生しガンガンにハイクアウトできる、という夢のような製品である。
自分のロンスタンのブーツは使用当初は甲の部分のグリップが効いていたのだが、使っているうちにゴムの劣化とハイクアウトの時の摩擦で甲がピカピカ・ツルツルになってしまい、つま先をぐっと上にあげないと背中から落水しそうになってしまっていた。
最近のクローズホールドの遅さの原因はそれじゃないか、ということで最強グリップを手に入れるべくZHIK GRIP2を選択したのである。
当然、ハイクアウトベルトも一緒に買う予定だったがシーホッパーに使えるスナイプ用が品切れ、ということで入荷次第連絡いただくことにした。
ZHIK GRIP2は360と560の2種類があり、360は靴底が厚いためハイクアウトの時に靴底が曲がりにくく、つま先を上げる力を軽減することができるタイプであり、560は底が薄いため足の裏で船の感触を得やすい特徴がある。
最強ハイクアウトを目指す私は360を選択した。
これが甲のぶつぶつである。材質としてはゴムだが比較的硬く、摩耗に強そうな感じである。
靴底からリアにかけても厚めのゴムでガッチリ作られており、強度が高められている。
それもあって、ハイクアウトの時に甲を伸ばす方向の力が制限されて、よりつま先を上げる力が少なくて済むようである。
当然ロゴのデザインもカッコイイ。
フィット感を高めるために、ジッパーではなく紐で締めるタイプになっている。
正直、脱ぎ着は結構大変である。履くときはこの紐を十分に緩めてグッと足の入り口を開けてあげないと足が入っていかない。
その代わりこの紐をしっかり閉めた時のフィット感は半端ない。
そしてさらにベルクロのベルトで足の上を締め上げるのである。
ベルトの厚みのあるところから、さらに薄いベルトが後ろに伸びているがわかるだろうか?
この薄いベルトがあることで厚いベルトの部分が何かに引っかかった時、剥がれるのを防いでくれるのである。このような細かい気遣いがさすがZHIKである。
そして、結んだ紐の残りをしまっておくポケットまでついている(上の写真の三角の印の部分)。さすがはZHIK。
サイドのロゴもカッコイイ。
いやー早く履いて使ってみたい!
だができればベルトと同時に使ってみたいので、ベルト入荷まで我慢しよう。
ではでは