飲みたいお酒
飲まなきゃいけないお酒
飲まないとやっていられないお酒
お酒にも色々あるが、今日も黒霧島が美味い。
辛いとか、大変だとか色々言うけどウクライナの人に比べたら屁みたいなもんだ。
いや、屁にも満たない。
全く悩みに当たらない。
コロナになってから家飲みが圧倒的に増えた。
一人で自分に向き合いながら、しみじみ飲むのは良いもんだが、もうそろそもみんなと楽しみながら飲みたいもんだ。
酒は鎮痛剤みたいなもんだ。
治療薬にはならない。
ストレスで疲弊した、傷ついた心を一時だけ癒すものだ。
鎮痛剤が切れたら、また傷口が疼くものだ。
そんなことわかっていても、一時だけでも痛みを忘れて、少しだけ自由になりたいから、飲むのだ。
親父は自分が小さい頃「これだけが楽しみだ」と言って毎日晩酌していた。
その頃は親父がどんな気持ちで飲んでいたのか分からなかった。
「美味い酒だ」と言いながら顔は渋い顔をしていた。
でも、今の自分は全くその時の親父と同じだ。
そんなもんだ。