我が家では、ママちゃんの誕生日は寿司を握ることになっている。
買ってくる寿司ではダメなのである。
ましてやちらし寿司ではダメなのである。
刺身を買ってきて、せっせせっせと50貫以上握るのである。
シャリは4合分だ。
体得したコツがある。
まず、シャリを小さく握ることである。
こんなちょびっとか?と思うぐらい、シャリを小さく握る。
もう一つはネタの載せ方である。
シャリの上にネタを載せるのではなく、ネタを手のひらに置いて、その上にシャリを載せるのである。
動きとしては、こうだ。
シャリを握ると、シャリは利き手でない手に乗っているはずだ。
そのシャリを利き手に移す。
シャリを軽く持ちつつ、利き手でネタをつまんで、利き手でない手の手のひらの上に広げる。
サビをつける時は、利き手の人差し指につけて、それをネタにつける。
その上にシャリを載せて、軽く握る。
寿司を持っている手を上下ひっくり返して(手の甲を上にする)、利き手に渡して皿に置く。
一貫握る毎、氷水で手を湿らせでシャリがくっつかないようにする。
これだけ出来ればそれなりの物が出来ると思う。
以上