ベゼルの設計図はできたのですが、プラバンに真ん中の穴をいかにきれいに開けるかという課題があります。
とりあえず工具を調達に近所のホームセンターへGO!
円形の穴を開ける工具はいろいろあったのですが、どれも2000~4000円で何度も使わないことを考えるともったいないなーと。
なんかいいアイディアないかなーと売り場をほっつき歩きながらと考えていたら・・・
「ん?!板に丸い穴を開けるんじゃなくて板を回転させてカッターの刃を当てれば丸い穴が開くじゃなかろうかーーー!!」
逆転の発想ということで、そんな工具ないかなーと売り場を探していると、なんとなんと、ぴったりの工具があったじゃあーりませんか!!
DIYの神キター!!
「アーバー」って言うらしいんですが、本来は円盤状の砥石、砥布をはさんでドリルに取り付けて、何かを磨くための治具らしいです。
お値段約600円って神~~!!
今回はこれにプラバンを取り付けて、回転させることで丸い穴を開けることにします。
まずは外径に沿ってざっくりプラバンを切ります。
ポイントはきっちり中心を書いておくこと。中心がぶれると元も子もなくなります。
中心にドリルで穴を開けるのですが、アーバーを取り付けるには小さすぎる穴なので穴を広げるためにこんなものを使いました。
これなら、単一の外径ではなく削りながら穴の大きさを調整できるでしょう。
とにかく中心がずれないように、慎重に穴の大きさを広げます。
アーバーの軸の外径とぴったりになるまで、確かめながら削ります。削りすぎると回転させたときに板がブレブレになるので、決して削りすぎないように注意して削ります。
ん、いんじゃないでしょうか!
で、アーバーを取り付けると。
おー良さげだー。
削りは普通のカッターではなく、プラバンなどをけがく専用のかぎ型のカッターを使用
で、アーバーをドリルに着けていざ切削。
この手の作業で注意しなくてはいけないのは、カッターの刃がずれて材料が傷ついてしまうことと、ある程度溝が掘れたところでカッターが材料に引っかかって吹っ飛んでしまうことでしょう。
ドリルの回転数を上げすぎず、慎重に削っていきます。
アーバーさんもこんな使われ方をするとは思ってもいなかっただろう。
でけたーーーーー!!
想定どうりの仕上がり。まん丸のきれいな穴が開きましたよー!
あとは紙やすりで形を整えればOK!
上下2枚のプラバンにそれぞれ外径が違う穴を開けてとりあえずベゼルのベースは完成!
アーバーさんありがとう!!
こんなレアな工具、次使う機会はいったいいつだろう。
その時まで、あ~ば~よ!!
つづく(^o^)丿