平塚にある大衆焼肉である。
実に味のある店構えである。
あまりにもディープな感じだから入店を躊躇してしまうかもしれない。
でも、気にせず入ってしまえばいいのである。
中はまんま昭和の世界だ。
全ての物と全ての人は煙に燻される。
有煙もくもくロースター。
幾年にも渡って使い込まれ、磨きこまれた網は、摩耗し、反り返っている。
歴史を感じずにはいられない。
すぐ出るつまみのきゅうり、キムチ。
ここはやはりホッピーだろう。
渋く、氷なしで行ってみよう。
細かいことを気にしちゃあいけない。
四の五の言わずに焼いて食らえば良いのである。
ただひたすらに焼いて、食らえば良いのである。
厚みのある肉を、噛みしめる。
店内には所狭しとお手製のPOPが貼ってある。
クッパで〆る。
ご飯の量がボリューミーだ。
夜の店景。
一層ノスタルジックだ。
以上